前回真鯛が釣れなかったので、悔しい思いをしておりました。と言う訳で、今年の釣り納めに再度出撃。もちろん狙いは真鯛。結果、今年最大59センチが釣れました。
~~~~~~釣りの状況まとめ~~~~~~
場所:下津井沖 長島
日付:2024年 12月上旬
潮汐:大潮 上げ潮の始め~下げ潮の始め
釣り時間:4時間
天気:曇り時々雨
風:向かい風10m(もっと強かった気がした。)
釣果:真鯛59センチ 1枚 黒鯛40センチ弱 1枚
撒き餌:冷凍オキアミ3kg アミエビ8切
集魚剤:チヌパワー麦スペシャル 1袋
サシエ:冷凍オキアミからとったもの
備考:水温が低くなったので、集魚力を上げるためにアミエビを追加しています。
麦スペシャルにアミエビ8切を追加しても投げやすく良い感じですよ。
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↓使用した集魚剤 マルキュー 麦スペシャル


この潮汐だと行きたい釣り場があったのですが、すでに先行者あり。
どこで釣ろうか、船長に相談してみました。
いくつか候補が出た中、自分が全く知らない場所、長島の三角に行ってみることに。
・・・到着してみた。そこは北向きの釣り座。・・・向かい風の爆風やんけえええええええええ
しかも大きな岩がゴロゴロ。上下に動く必要があり、足場も良くない。ベテラン向けかな。
だが、ロケットの頭の中ではここは釣れる!という感覚有。
なぜなら、足元から水深が急に深くなっていそうだから。(実は大外れでした)
手前から5m先まで沈み根が見える。その先は急深で水深7mくらいありそうとの読み。ウキ下は7mに設定。
数投して、当たり潮かつ強風の向かい風という絶望に気が付くロケットくん。
直ぐに手前の沈み根に仕掛けが来てしまう。根ぎりぎりまで流すも早速根掛り。
そのあとも根掛多発。ウキをロスト。だが、問題なく流せるときもある。ところどころシモリがあるのか…?(ただ水深が浅いだけでした)
そんな中、仕掛けを投入。
風のせいか、ウキが少し違う方へ流れていく。
ラインメンディングをしようと竿を動かすと…
・・・!魚ついてるやん!
ここまで仕掛けを投げてからわずか15秒の間。
そう、仕掛けを投げて15秒で僕と真鯛は出会い、戦うことになったのである。
魚が掛かった水深は当然浅く、すぐ真鯛の魚影が見える。
・・・良型だ!
即真鯛に空気を吸わせることに成功。だが、タモの目の前で反転し、中々タモいれができない。流石良型。
苦戦の後、何とかタモに入り、一安心。釣り始めてから30分後の出来事でした。
仕掛け投げてからすぐ釣れたやん・・・水深浅いやんけここ!!!!
皆さん、初めての釣り場では水深測りましょうね。(n敗)
その後、ウキ下を5mに。
1時間後。ウキが沈む。
なんと相手は超重量級の引き。半端ねえ。
レバーブレーキで対応し、3回ぐらい魚の走りを止めた。だが魚は沖に走っていく。
2号の磯竿が本気でしなっている。
・・・ブチン
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
慎重になりすぎたか…根に擦れてハリスがラインブレイク。
糸だしすぎたかもしれません。残念。
そのままのウキ下5mで継続。根掛り発生しながらも頑張る作戦に。
釣れるのはエサ取りのみ。重量級のお魚はもういないか…?
・・・っと根掛かり。高切れする。
あああああああああああああああああウキ2個目ロストだああああああ
さすがに根掛かりするのでウキ下をさらに短く3mにして流していくと。。。。何かがHIT!
40弱のチヌさんが来てくれました。
その次の一投で、根掛り。ウキロスト。
あああああああああああああああああああウキ3個目ロストおおおおおおおおお(発狂
満潮時でウキ下3mで根掛なんて…そんなバナナ。
釣り開始から3時間しかたっていないのに、心が痛い。財布も痛い。風は寒い。雨も冷たい。早く帰ろう…
・・・撒き餌が半分残っていましたが、釣りを切り上げ。残りは冷凍しました。
帰船したのち、船長に開口一番、風やばかったなwwwwwと笑われました
なんて場所を選んだのか…無知は怖い。苦笑
でも釣果には恵まれました。下津井沖では大型の真鯛です。
ロケットは水深が浅い釣り場が苦手なので、練習がてらまた来たい場所ですね。
次の春、必ずここに来よう。たくさん釣れそうな予感。
動画はこちら。チヌは間違ってデータ削除してしまい動画にありません…。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
本日の状況・仕掛けを解説します。
①真鯛ヒット時


正直、”釣った”ではなく、”釣れた”と思っています・・・
水深もよくわかっておらず。ウキの流れ方がおかしかったから気が付いただけで、上記の仕掛けは適正ではありませんでした。
・仕掛けを訂正するなら、円錐ウキ3B 水中ウキ3B ウキ下4m程度ならよかったかと思います。(強風で手前に流されるので、仕掛けを重めにして餌をより早く沈めるのが大事かと。) 強風でなければ、Bのウキを軽く飛ばして当て潮にのせて足元までゆっくり丁寧に流しているはずです。
②黒鯛HIT時の状況はこんな感じ


・水中ウキを外した理由は、タナが浅いこと、根掛が多いのでロストを嫌ったためです。
強風下の状況なので、水中ウキはあるに越したことはないです。が、ウキ下3mならそもそも同調は簡単でしょ。ということです。
・おもりは状況的に3Bで十分の状況でした。ウキも3Bを使用すればよかったのですが、お気に入りのウキ”ウィンサイト”を失うことを恐れて、5Bの”極鱗”を使用しています。こんな雑な仕掛けでも釣れます。
・風対策のために、竿先は海中に沈めています。よく言われる手法ですが、ウキの流れ方に大きな差が出るので是非やってみてください。これをしないと風に流されてウキはすぐ右にながされていきます。仕掛けが雑でも黒鯛が釣れた理由はこれだと考えています。