撒き餌を入れたり、撒き餌を混ぜたりするコマセバッカン。今回はコマセバッカンの役割について解説します。選び方についてはこちらの記事をどうぞ
基本的な役割はこの3つ
・撒き餌を入れる、撒き餌を押し付ける
・各種部品を取り付けて釣りやすくカスタムできる(上記写真)
・その他の汚れものを入れる
撒き餌を入れる、撒き餌を押し付ける
マキエを柄杓ですくう際、バッカンの側面に柄杓を押し付けてマキエをボールのような塊にします。バッカンの側面が柔らかいとグニャッとなり、上手く塊が作れません。結果、マキエの投げる精度・手返しがかなり低下してしまいます。そのため、バッカンの側面は硬いことが重要です。また、バッカンの側面に撒き餌を押し付ける用の板も販売されています。
各種部品を取り付けて釣りやすくカスタム
バッカンは、適当な強度があることから、各種部品を追加で取り付けることができ、釣りを効率よく進めることができます。
おすすめのカスタムは、
・柄杓立て
・餌箱
・竿置き
このくらいは最低限ほしいところですね。(一番上の写真)
筆者は餌箱を2個付けて片方をゴミ箱にすることもあります。
その他の汚れものを入れる
汚れものは基本的にバッカンに入ることになります。
下記に示すように色々入れる必要があります。
・コマセ(半日分でオキアミ3Kg+配合餌一袋)
・コマセマゼラー
・柄杓ホルダー
・餌箱
・水汲みバッカン
・竿掛け
・掃除用ブラシ
・釣った魚を一時的に入れておく(地磯等でクーラーが手元にないとき)
特にコマセマゼラー、竿掛けは長尺のものが多く、36㎝のバッカンでは斜めにしてギリギリ入らないものもあるなど、いろいろ考えることが出てきます。
そのため、初心者さんには大きめの40cmをお勧めします。いろいろと楽です。
また、36㎝のバッカンが必要になる(メリットが出てくる)場面は下記のとおりです。
・足場が狭いとわかっている磯に行くとき
・地磯等で荷物をできるだけ軽く・小さくしたい時
・半日未満の短時間の釣行のとき
・・・限定的ですね。
ちなみに筆者は、36cmと40cmのバッカンを使い分けしていますが、どんな釣り場でも40センチのバッカンで問題なく釣りはできる。というのが正直なところですね。
下記に示す動画のような激狭い場所でも、40cmバッカンで釣りは可能です。
動画撮影時は、36cmのバッカンですが・・・
まとめ
バッカンの役割について説明しました。
基本的な役割はこの3つです。
・撒き餌を入れる、撒き餌を押し付ける
・各種部品を取り付けて釣りやすくカスタムできる
・その他の汚れものを入れる
この3つの役割を果たすために、大きめの40cmのバッカンがおすすめです。