フカセ釣りで使うおもりは、多くの種類、名称があります。複雑で覚えることが多いので忘れたら都度見返しましょう。
おもりの単位とおもさについて
おもりの単位は、主に”号”と、”B”と、”G”で表されます。それぞれ浮力の大きさの”号”、”B”、”G”と対応しています。
浮力Bのウキには、Bのおもりをつければメーカーの設計通りに浮くということですね。
”号”はそれぞれのおもさに関連があります。例えば2号は、1号の2倍の重さです。0.5号は、1号の半分のおもさとなります。”号”は簡単ですね。
ガン玉のB、ジンタンのGに関しては上記のような関係ではありませんので注意が必要です。
例えば、浮力2BのウキにBのおもりを二つ付けると…ウキは沈んでしまいます。これではいけませんね。
全部覚えるのは面倒なので、よく使うものから1種類ずつ覚えていきましょう。では、それぞれのおもりさをまとめた表を下記に示します。また、筆者がよく使うおもりの足し合わせについても、記載しておきます。
ガン玉の重さ表
余浮力について
余浮力とは、読んで字のごとく余っている浮力のことで、水面から出ているウキの体積部分になります。余浮力は、メーカーや製品ごとに設定が違いますので、実際に使ってみないとわからない部分です。が、近年は浮き具合を説明してくれている製品が増えてきており、特に0に近い浮力のウキに関しては詳細がパッケージやメーカーのホームページに記載されている場合があるので確認すると間違いを減らせてよいです。余浮力があるないについては、別記事を作成予定です。
※ちなみに、筆者は余浮力がある方が、潮の流れが変わった時すぐ対応できるので好きです。また、水面から出ている部分も多いので、ウキの視認性が高いことも釣りをワクワクさせてくれます。チヌ、真鯛のフカセ釣りでは、余浮力が多いことによる違和感で魚が餌を離すというのはあまり感じたことがないことも大きいです。 一方、グレは、仕掛けの違和感に敏感で、余浮力と仕掛けの重さの管理は大事だと感じています。釣り場によって違うとは思いますが、筆者の経験はこんな感じです。